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グァテマラ グッド・コーヒー・ファームズ「ラス・ブリサス農園 パチェ」中煎り 2022 200g

1,728円

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[ダイレクトトレード] 商品名 ラス・ブリサス パチェ中煎り 2022 生産国 グァテマラ共和国    地 域 ハラパ州 コリス地区 生産者 イサイアス・モラレス、エリアス・モラレス兄弟 農 園 ラス・ブリサス      標 高 約1,850~1,950メートル 品 種 パチェ種100%     生産量 450kg 収穫日 2022年2月7日~3月8日 収穫作業人数 15~20名 生産処理場 GOOD COFFEE FARMS 生産処理 ドライ・ウォッシュド 発酵時間 タンク内にて約38H~68H 乾燥平均日数 棚式ビニールハウスにて約12~14日 年間平均気温:18.9度 寒気平均気温:12.4度 猛暑平均気温:26.2度 グレード スペシャルティコーヒー 焙煎度 ■■■■■■□□□□ 中煎り 10段階中6 香り ■■■■□ 4 コク ■■■■□ 4 甘味 ■■■■■ 5 酸味 ■■□□□ 2 苦味 ■□□□□ 1 強さ ■■■□□ 3 2020年からお付き合いがスタートした生産者さんです。 2022年からは10年間の長期契約を締結。 ラス・ブリサスで栽培されているパチェ種については全量、世界でプエンテコーヒーの為だけに作られています。 生産者はイサイアス・モラレスさんと弟のエリアスさん彼らは2014年に父親のニコラスさんから畑を受け継いだ3世代目の生産者でイサイアスさんは、3人の娘を持つお父さんです。(店主と同じ年) 彼らが農園を手にした時、それまでは一般的な生産者と同様、収穫したコーヒーチェリーをコヨーテと呼ばれる仲買人に市場価格を下回る価格で買い取られるだけでした。 そのシステムは仲買人が農園で収穫物を直接引取り、代金が現金で支払われる為、現金化が早く、その事から零細農家さんの多くはコヨーテに買取ってもらっています。 イサイアスさん達は、そのままでは家族に明るい未来は無いと考え、自分達で品質改善の為に出来る事をしてきましたが、2017年にグァテマラのテレビや口コミでGCFの前身ダークスプロジェクトについて知ったそうです。 当時GCFの代表カルロスさんの取組みは、まだ自分達家族の作るコーヒーブランドを良くしていく為の活動でしたが、イサイアスさんがカルロスの兄ヘンリーさんに直接連絡したのが初めの一歩でした。 同じ様に噂を聞きつけ、イサイアスさんと同じ地域から参加した農家さん達。 イサイアスさんは彼等のリーダーとして自分たちの世代で、今のコーヒー生産を変えて行きたいと2018年にGCFに参加。 これまでのやり方も一旦リセットして見直し、GCFと同じ方法でコーヒー栽培を再スタートしました。 GOOD COFFEE FARMSについて 北海道在住のグァテマラ人。カルロス・メレンさんが祖国グァテマラで2017年に立ち上げた小規模生産者グループです。 それまで彼は自社ブランドのダークスプロジェクトとしてグァテマラコーヒーを輸入・ギフト用コーヒーの販売を行っていました。 しかしグアテマラのコーヒー生産者の内、97%もの生産者は家族経営の小規模農家。中間業者に頼らざるを得ない状況にあります。 そして生産や生活に十分な利益を得られていない現状。 美味しいコーヒーや地球環境の未来には、生産者の未来を築いていかなければなりません。 コーヒー生産は儲からない仕事だと諦めたり、適当になったり、悪い事を考える人もいます。 学校に行けずノウハウがない人も多く、そんな現状を打破したくてGCFプロジェクトをスタートさせました。 カルロスさんは「Coffee Changing The World.」をモットーに、コーヒーでより良い世界。 飲む人も、作る人も、環境も、皆がGOODな世の中になればという想いからGOOD COFFEE FARMSコーヒー生産者団体を立ち上げました。 GCFでは電気、燃料、水不要、二酸化炭素排出ゼロを実現する為に電気や水を極限まで使わず、自転車を使用した果肉の除去(種子の取り出し)方法を開発。 仕上げに使用する少量の水も、地下水から汲み上げ、使用後はトウモロコシを育てている畑用の水としてすぐに利用しています。 そして輸出はおろか収穫後のコーヒーチェリーから種子を取り出す工程(生産処理)をしたことのない小規模農家を支援する為にGCFに参加した方々には手厚いサポートを行っています。 また彼らは通常なら、大部分が捨てられるか燃料になるかの剥いた後のコーヒーチェリーの皮の部分。 そして剪定した枝や伐採したコーヒーの木。 皮の部分は一般的にはゴミか火を焚く時の燃料になります。 少し規模が大きめの生産者になると堆肥に。 また作る生産者は極めて少ないですが、コーヒーチェリーティー用に、綺麗に乾燥させて飲料用に商品化します。 GCFでは30%をコーヒーチェリーティー用に。 70%を堆肥用に再利用します。 剪定した枝や伐採したコーヒーの木は、工芸職人であるホセさんの所に持ち込み、コースターや様々な工芸品に変え、商品として販売しています。 ゴミだった物が、彼らの新しい収入になり、ごみの廃棄や汚水問題の改善にもなっています。 先進国ではフードロスの問題等、一部取り組みが始まっている大きな企業等もありますが、そうでない国は、小さな所から様々な工夫が行われ 既に前進しています。 カルロスさんとプエンテコーヒーの出会い そんなGCFのカルロスさんと店主の出会いは2016年。 当時店主が通っていたスペイン語レッスンの先生の1人に、フランシスコさんというグァテマラ人の方が居ました。 彼とのレッスンでコーヒー屋をやっている事。 グァテマラにも行った事がある話をした時に、彼は自分の友人にもコーヒーを北海道でやっている人物が居ると教えてくれました。 その数ヵ月後。 ある日突然そのグァテマラ人が北海道から現れたのです。 当時はまだGCFをスタートしていなかったカルロスさん。 兄弟がグァテマラで農園をやっている事。 現状のコーヒー生産の問題点。 これからグァテマラで自分が準備しているプロジェクト。 とても興味深い内容で盛りだくさんな話を、事もあろうか、前半はスペイン語で話すのでした。 早々に理解が限界に達した店主。 すぐにとても上手な日本語で説明を行ってくれました。 その当時はすぐにビジネスの話にはなりませんでしたが、彼のプロジェクトは順調に進み、偶然見かけたネットの記事でカルロスさんと再会。 2020年の9月。あらためてフランシスコさん経由でカルロスさんに連絡。 次の日、営業終了時間を見計らって電話をくれました。 GOOD COFFEE FARMSの事。 現在自分たちが輸入しているコーヒーの事。今後の展望。 相変わらずどの話も興味深く、早速いくつかのサンプルと資料を送ってくれ、今回のイサイアス・モラレスさんの当時、生産量僅か270kgのコーヒーに出会いました。 また彼の資料は素晴らしく。 日本のどのコーヒー輸入の会社からも、リクエストしても出て来なかった細かなデータ。 トレーザビリティを語る上では日本の輸入会社からは情報の少なさに辟易してきました。 その度にお付き合いのない生産者や輸出業者に直接問い合わせて資料を作り、産地へ行った時にはいつも生産者に直接質問してきましたが、カルロスさんの資料には私が現地で尋ねる内容のほぼ全てが網羅されており、生産に関する履歴が素晴らしくまとめられていました。 今回の2022年収穫分のコーヒー。 雨量が多く、発酵・乾燥時期も気温が上がらず、収穫量は減少しましたが、それでも品質に関してはこれまでの蓄積からクオリティの変わらないモノを生産してくれました。 今ロットは収穫したコーヒーチェリーを自転車パルパーでチェリーの皮を剥し種子を取り出します。 そのチェリーを専用のタンクへ移した後、湧き水を注水し蓋をして約38~68時間の発酵処理を加えます。 (pHや糖度をチェックしながら目標数値に達するまで待ちます。) そこから棚式のビニールハウス内にて約12~14日間かけてゆっくりと処理を行いました。 口に含んだ時の印象に奥行き感のある、広がる味わい。 ひとくち飲んだあとにふっと肩の力が抜ける優しい印象。 爽やかでグリーン系(洋梨やマスカット)の果物に似た印象に、後口も心地よく焼きリンゴに似た甘い印象が現れます。 淹れたてから冷めきってまで、全体的に飲んでて心地よいコーヒーです。 ↑ ※ 記載したレシピで淹れたものを、店主が口にして感じた印象です 世界で当店だけのコーヒーです。 [発送について] ご希望到着日時がある場合は、備考欄にてご記入ください。 特にご指定のない場合は2~5営業日以内に最短発送。 600g~800g未満の場合はレターパックプラスにてお送りさせていただく事がございます。

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