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豆のまま / 香りのカプセルの為、断然おススメです
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[ダイレクトトレード]
商品名 ラス・ブリサス・ハニー中煎り
生産国 グァテマラ共和国
地 域 ハラパ州 コリス地区
生産者 イサイアス・モラレス、エリアス・モラレス兄弟
農 園 ラス・ブリサス
標 高 約1,750~1,850メートル
品 種 パチェ種100%
生産量 300kg
収穫日 2021年3月23日~3月29日
収穫作業人数 11名
生産処理場 GOOD COFFEE FARMS
発酵時間 タンク内にて22~30時間
生産処理 棚式ビニールハウスにて約24~28日
年間平均気温 18.9度 寒気平均気温:12.4度 猛暑平均気温:26.2度
グレード スペシャルティコーヒー
焙煎度 ■■■■■■□□□□ 中煎り 10段階中6
香り ■■■■□ 4
コク ■■■■■ 5
甘味 ■■■■■ 5
酸味 ■■□□□ 2
苦味 ■□□□□ 1
強さ ■■■□□ 3
グァテマラの小規模生産者グループ
GOOD COFFEE FARMS(以下GCF)
ラス・ブリサス農園で栽培されるパチェ種ハニープロセス
のコーヒーです。
生産者はイサイアス・モラレスさんと弟のエリアスさん。
彼らは2014年に父親のニコラスさんから畑を受け継いだ
3世代目の生産者でイサイアスさんは、3人の娘を持つ
お父さんです。(店主と同じ年)
彼らが農園を手にした時、それまでは一般的な生産者と
同様、収穫したコーヒーチェリーをコヨーテと呼ばれる
仲買人に市場価格を下回る価格で買い取られるだけでした。
そのシステムは仲買人が農園で収穫物を直接引取り、
代金が現金で支払われる為、現金化が早く、その事から
零細農家さんの多くはコヨーテに買取ってもらっています。
イサイアスさん達は、そのままでは家族に明るい未来は
無いと考え、自分達で品質改善の為に出来る事をして
きましたが、2017年にグァテマラのテレビや口コミで
GCFの前身ダークスプロジェクトについて知ったそうです。
当時GCFの代表カルロスさんの取組みは、まだ自分たち
家族の作るコーヒーブランドを良くしていく為の活動
でしたが、イサイアスさんがカルロスの兄ヘンリーさん
に直接連絡したのが初めの一歩でした。
同じ様に噂を聞きつけ、イサイアスさんと同じ地域から
参加した農家さん達。
イサイアスさんは彼等のリーダーとして、自分たちの世代
で、今のコーヒー生産を変えて行きたいと2018年に
GCFに参加。これまでのやり方も一旦リセットして見直し、
GCFと同じ方法でコーヒー栽培を再スタートしました。
GOOD COFFEE FARMSについて
北海道在住のグァテマラ人。カルロス・メレンさんが祖国
グァテマラで2017年に立ち上げた小規模生産者グループです。
それまで彼は自社ブランドのダークスプロジェクトとして
グァテマラコーヒーを輸入・ギフト用コーヒーの販売を
行っていました。
しかしグアテマラのコーヒー生産者の内、97%もの生産者
は家族経営の小規模農家。中間業者に頼らざるを得ない
状況にあります。
そして生産や生活に十分な利益を得られていない現状。
美味しいコーヒーや地球環境の未来には、生産者の未来を
築いていかなければなりません。コーヒー生産は儲から
ない仕事だと諦めたり、適当になったり、悪い事を考える
人もいます。学校に行けずノウハウがない人も多く、
そんな現状を打破したくてGCFプロジェクトをスタート
させました。
カルロスさんは「Coffee Changing The World.」を
モットーに、コーヒーでより良い世界。
飲む人も、作る人も、環境も、皆がGOODな世の中に
なればという想いからGOOD COFFEE FARMSコーヒー
生産者団体を立ち上げました。
GCFでは電気、燃料、水不要、二酸化炭素排出ゼロを
実現する為に電気や水を一切使わず、自転車を使用した
果肉の除去(種子の取り出し)方法を開発。
仕上げに使用する少量の水も、地下水から汲み上げ、
使用後は野菜を育てている畑用の水としてすぐに利用
しています。
そして輸出はおろか収穫後のコーヒーチェリーから種子を
取り出す工程(生産処理)をしたことのない小規模農家を
支援する為にGCFに参加した方々には手厚いサポートを
行っています。
また彼らは通常なら、大部分が捨てられるか燃料になる
かの剥いた後のコーヒーチェリーの皮の部分。
そして剪定した枝や伐採したコーヒーの木。
皮の部分は一般的にはゴミか火を焚く時の燃料になり
ます。
少し規模が大きめの生産者になると堆肥に。
また作る生産者は極めて少ないですが、コーヒーチェリー
ティー用に、綺麗に乾燥させて飲料用に商品化します。
GCFでは30%をコーヒーチェリーティー用に。70%を
堆肥用に再利用します。
剪定した枝や伐採したコーヒーの木は、工芸職人の所に
持ち込み、コースターや様々な工芸品に変え、商品として
販売しています。
ゴミだった物が、彼らの新しい収入になり、ごみの廃棄や
汚水問題の改善にもなっています。先進国ではフードロス
の問題等、一部取り組みが始まっている大きな企業等も
ありますが、そうでない国は、小さな所から様々な工夫が
行われ既に前進しています。
カルロスさんとプエンテコーヒーの出会い
そんなGCFのカルロスさんと店主の出会いは2016年。
当時店主が通っていたスペイン語レッスンの先生の
1人に、フランシスコさんというグァテマラ人の方が
居ました。
彼とのレッスンでコーヒー屋をやっている事。
グァテマラにも行った事がある話をした時に、
彼は自分の友人にもコーヒーを北海道でやっている
人物が居ると教えてくれました。
その数ヵ月後。ある日突然そのグァテマラ人は北海道
から現れたのです。
当時はまだGCFをスタートしていなかったカルロスさん。
兄弟がグァテマラで農園をやっている事。
現状のコーヒー生産の問題点。
これからグァテマラで自分が準備しているプロジェクト。
とても興味深い内容で盛りだくさんな話を、
事もあろうか、前半はスペイン語で話すのでした。
早々に理解が限界に達した店主。
すぐにとても上手な日本語で説明を行ってくれました。
その当時はすぐにビジネスの話にはなりませんでしたが、
彼のプロジェクトは順調に進んだようで、たまたま見かけ
たネットの記事でカルロスさんと再会。
2020年の9月。あらためてフランシスコさん経由で
カルロスさんに連絡。
次の日、営業終了時間を見計らって電話をくれました。
GOOD COFFEE FARMSの事。現在自分たちが輸入して
いるコーヒーの事。
今後の展望。相変わらずどの話も興味深く、早速
いくつかのサンプルと資料を送ってくれ、今回の
イサイアス・モラレスさんの生産量僅か270kgの
コーヒーに出会いました。
また彼の資料は素晴らしく。日本のどのコーヒー輸入
の会社からも、リクエストしても出て来なかった細かな
データ。
トレーザビリティを語る上では日本の輸入会社からは
情報の少なさに辟易してきました。
その度にお付き合いのない生産者や輸出業者に直接問い
合わせて資料を作り、産地へ行った時にはいつも生産者
に直接質問してきましたが、カルロスさんの資料には
私が現地で尋ねる内容のほぼ全てが網羅されており、
生産に関する履歴が素晴らしくまとめられていました。
プエンテコーヒーの新しいスタンダードに位置し始めて
きたGCFのラス・ブリサス。
昨シーズンの2019-20は品種がパカスでしたが、
今回の2020-21収穫分からは、ドライウォッシュド同様、
パチェ種に切り替わりました。
ハニープロセスに使用するコーヒーチェリーは、
糖度が20~22%で、ドライウォッシュドの18~22%の
ものより平均的に高い糖度のものを使用。
収穫も糖度が上がってるところを狙えるように
3月23日~1週間と絞ったタイミングを狙って収穫され
ました。
また2019~20年シーズンは収穫されたコーヒーは、
皮を剥き乾燥処理工程へと移行していました。
しかし2020~21年の今ロットは乾燥前の工程で気温が
低く、発酵が例年の様に進まなかった事から収穫した
チェリーを、一度タンクの中に入れた後に湧き水を注水。
蓋をして約22~24時間程度の発酵処理を加えました。
その後チェリーの皮を剥し、またタンクへ戻し、
チェリーから出たジュースと水をMIXしたものを注水し、
更に19~24時間の発酵処理を行います。
そこから棚式のビニールハウス内にて約20~29日間
かけてゆっくりと乾燥処理を行いました。
口当たり優しく爽やかで、それでいて広がりのある
味わい。
余韻にも優しく残る甘い印象。しかし淹れ方によっては
フルーティな香りが現れる、少し変わったタイプの
コーヒーです。
ドライウォッシュドとの味の違いや、深煎りタイプとの
味の違いも飲み比べて楽しんで頂ければと思います。
ラス・ブリサス農園農園で栽培されたパチェ種は
プエンテコーヒーにて全量を買付けている為、
世界で当店だけのコーヒーです。
[発送について]
ご希望到着日時がある場合は、備考欄にてご記入ください。
特にご指定のない場合は2~5営業日以内に最短発送。
600g~800g未満の場合はレターパックプラスにてお送りさせていただく事がございます。