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豆のまま / 香りのカプセルの為、断然おススメです
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細挽き / サイフォン・アイスコーヒー等に
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中挽き / ペーパードリップ、コーヒーメーカー等に
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粗挽き / フレンチプレス、ネルドリップ等に
[現地買付]
商品名:フレンチハニー プエンテタラス
生産国:コスタリカ共和国
地 域:サンホセ・サンタクルス・デ・レオンコルテス
農 園:ラ・クエスタ、エル・スル、エル・ポトレロ
生産者:エフライン・メンデス、ロドルフォ・リベラ、
エルウィン・リベラ、マルコ・アレクシス兄弟
標 高:約1,6000~1,800メートル
品 種:レッド・ティピカ種100%
生産処理:レッドハニー(12~15日乾燥)
グレード:スペシャルティコーヒー
焙煎度 ■■■■■■■□□□ 中深煎り 10段階中7.5
香り ■■■■□ 4
コク ■■■■■ 5
甘味 ■■■□□ 3
酸味 ■□□□□ 1
苦味 ■■■□□ 3
強さ ■■■■□ 4
説明
2013年の開業時からの看板商品のひとつフレンチハニー
ブラックでほんのり苦味と後口の余韻にほんのり甘味が残るよう、
ハニーティピカの焙煎を少し深めに調整しています。少し深い焙煎の為、
カフェオレにしてもコーヒーの風味がしっかりと引き立ち、洋菓子や和菓子、
焼菓子との相性も抜群です。
素材について
コスタリカのスペシャルティコーヒー生産者グループの「プエンテタラス」
エフラインさんとロドルフォさんを中心に、ロドルフォさんの親戚である
ピトさん、アレクシスとマルコのトゥリオ兄弟が運営しています。
プエンテコーヒー店名由来の1つでもあり、修業時代から、彼等の
コーヒーが好きでした。
農作物のコーヒー栽培として、大まかに以下の工程があります。
種まき(苗作り)→畑のレイアウト作り→土づくり→日陰用の木の栽培、
収穫後の発酵・乾燥処理施設の設備作り→苗を定植→
追肥・病害虫予防→雑草対策→3年後に初収穫→
収穫後、発酵・乾燥処理(コーヒーの味を大きく左右します)→
保管庫によるレスティング(熟成)→不良豆・異物の選別→輸出
ざっくりですが、生産国側では最低でもこれだけの工程があります。
コーヒーの実は果実です。
他の農作物同様、全ての実が同時に熟す事はありません。
しかしほとんどの生産者は、完熟・未成熟の実関係なく、一度の収穫で
ほとんど全ての実を収穫してしまいます。
理由は単純で、収穫日を分けるとその分、人件費が掛かる。
選別しながら収穫を行うと、時間が掛かってしまう。
その為、実のついている枝から一度に取りきってしまう。
作業効率の為でもあります。
こうして収穫したコーヒーチェリーを農協に納める事で収入を得ます。
収入の指標になるのがニューヨーク先物取引所のコーヒー生豆の国際相場です。
この相場は日々変動しますから、相場の良いタイミングで農協に卸す生産者も居ます。
しかしこの方法だと、どれだけの量を納めたかでしか収入が決まりません。
掛かった生産コストなどは一切関係ありません。
当然、豊作の年は相場が下がります。消費国は相場が下がる事で、
仕入コストが下がる為、嬉しいかもしれませんが、生産者側は次の年の
栽培に向けての肥料や農薬を買う為の予算が出なくなってしまいます。
プエンテタラスのメンバーも元々はそうした生産者の1人でした。
このままだと農業としてのコーヒー栽培を続けて行く事に限界を感じて
いた彼等は、コスタリカのスペシャルティコーヒーを牽引する輸出業者
「エクスルクルーシブコーヒー」の力を借り、栽培区画や標高に合った
品種の選定。追肥などの適切なタイミング指導。品種ごとの完熟度合
の見極め方。収穫後のチェリーの適切な扱い。
収穫後の発酵・乾燥プロセスが異なる事で、飲料になったコーヒーの味にどういった影響が出るのか。
未成熟の実や、その他不良豆が混入する事で、どのような味になるのか。
そして彼らが作り上げたコーヒーに対するフィードバックや改善指導を受け、
素材としての良いコーヒー作りのノウハウを学び、栽培からその後の
プロセス(工程)まで自分たちで管理・コントロールする事で、収穫の
シーズンは人件費はかさんでしまうが、しっかり完熟したチェリーのみを収穫
できるように、収穫日をずらし数回に分けて行い、その後の発酵・乾燥の
プロセスも全て自分たちで管理・コントロールする事で、国際相場に左右
されない、ハニーティピカの様に品質に見合った対価を得る事の出来る、
素晴らしいコーヒー作りを成功させました。
[発送について]
ご希望到着日時がある場合は、備考欄にてご記入ください。
特にご指定のない場合は2~5営業日以内に最短発送。
600g~800g未満の場合はレターパックプラスにてお送りさせていただく事がございます。